フィンランド(観光2)行ってきました(6)
【8月3日 5日目】
この日も朝活サウナ。
貸し切りスタート。そしてその後、昨日と同じ日本の方がいらっしゃいました。
日々、サウナの顔ぶれ変わらず(笑)
ホテルの朝食会場より。
連日寒くてテラス席になんて出られませんでしたが、
晴れていたこともあり、えいっと出て街の眺めを楽しむことに。
下から見上げる景色とは違う。
連なっている感じがヨーロッパ感あり。
こちらの方向はカンピ礼拝堂(通称:曲げわっぱ)も見えます。
ほら、ここにね↓
週末に向け、曲げわっぱ礼拝堂の前にはホッケー会場が設営されてました。
皆さん、週末は楽しく過ごされるのねー。
ヘルシンキ駅近く↓
奥の方には前日に行った大聖堂や寺院も見えます。
意外と近い。
今日もまた上の写真方面へ行き港へ。
本日の観光は乗船からのスタートです。
4日間乗り放題のチケットは船にも乗れちゃう↓
一回改札に通した後は取り出して使うことがなく、今回の乗船にも提示する必要なし。
あまり取り出す機会がなかったけれど、デザインはこんなに可愛らしいの。
あっという間に出航。いってきまーす('ω')ノ゛
陸の上も寒いけど、海上は更に寒い。
持参したストールをマチコ巻きで頭も首もぐるぐるに巻いて寒さをしのぐ。
目的地には約10〜15分で到着。
ユネスコ世界文化遺産「スオメンリンナの要塞」です。
検索したところによりますと↓
フィンランドの首都ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された星型の海防要塞。
ユネスコの世界遺産に登録(1991年)されており、観光客のみでなく、地元民にとっても美しい行楽地として人気あり。
当初の名前はスヴェアボリ(Sveaborg, スウェーデンの要塞)だったが、
1918年に愛国主義的な理由からスオメンリンナ(スオミの城塞)と改称された。
1748年にスウェーデン=フィンランドはロシア帝国に対する守りを目的として要塞の建造に着手。
島の要塞自体に加えて、本土の臨海要塞群が足がかりとなる海岸堡を築けないようにしていた。
計画には駐留スウェーデン海軍とフィンランド分遣隊全体の軍需品の備蓄も盛り込まれていた。
フィンランド戦争中の1808年5月3日に要塞はロシア軍に占領され、
1809年のロシア軍によるフィンランド占領の足がかりとなった。
1855年のクリミア戦争のときには、イギリス海軍とフランス海軍による艦隊の艦砲射撃で損害を被った。
1973年には民政下に置かれるようになる。
とのことです。なるほどね。ヨーロッパに歴史あり。
地図を確認↓
確かに島が6つあるね。
船着き場近くにはスーパーもありました。
現在も約850人の人が実際に住んでいるとのことです。
いざ世界遺産へ!
ポケットには昨日から持ち歩いているパンくずを忍ばせてね。
トンネルをくぐると
早々に飲食店↓
観光地だもんねー。
こちらのお店の他にも美味そうなイタリアンっぽいお店とか、
お土産屋さんとか、ヨガのイベントやっていたり、
外でビールを飲めちゃう飲食店なんかもありましたわー。
飲食店も気になりますが、私は履いてきた靴に砂利が入りまくる。
こちらを散策する場合はスニーカーがお勧めね。
スオメンリンナ教会↓(1854年築)
航空と海上交通用の灯台として特別に造られたものだそうです。
この教会を越えた草原に…
あら?
あらあら?
何なのあなたー(*´з`)
見たことのない鳥さん(アヒルサイズ)に遭遇。
この鳥さん、入国した日のヘルシンキ駅近くで見かけたのよね!
ようやくお会いできましたー( *´艸`)
人間に対して怯えない積極性をお持ちでして、パンくずを隠し持つ私の周りに集まる。
そして中にはいじわるさんも居て、自分が食べれているのに、食べられない子の羽根に噛り付いたり。
私、大満喫。
旅の仲間も遠巻きにマチコ巻きの不審な餌付けおばさんの写真を撮られて楽しんでいらっしゃいました。
その後、トイレやお土産屋さん併設の資料館へ↓
島の全体模型。
夏はこんな感じだけど↓
冬にはこんなになってしまうらしい↓
この様子だと、冬は海を渡って来れちゃうのかしら?
冬はオーロラも見られるらしいし、冬季も興味あるわー。
引き続き観光↓
なんかね、牢獄みたいなところだったらしし。
石の造形物って素敵よねー。
要塞だったので、こういった物が点在してます。
あら?海辺に降りる階段の手すりにかわいこちゃん発見↓
スズメチックだけど、スズメではなさそう。
あら!親子連れじゃないですかー。
白鳥を見てウハウハしましたが、もう少し前方には泳いでいる男性も居ました。
こちとらマチコ巻きで寒さに耐えているというのに…サウナ発祥の国の人はスゴイ。
デカめの大砲も発見。
道産子なもんで、「大砲」の変換が「大鵬」になることがあり焦る('◇')ゞ
トンネルの中は通路になっているらしいです。
海辺の方に出ると↓
拡大して確認したらわかるかな。中世の方っすか?
ちょっとディズニーシーみたいでない?
王の門↓
要塞の表玄関だった場所で、スオメンリンナのシンボルと考えられてるそうです。
以上がスオメンリンナの要塞でした。
地元の方の行楽地でもあると前述しておりますが、
みなさんピクニックしにきたりするんだろうなー。
帰りのフェリーは日付を越えた深夜の便もあるようです。
朝は早く、夜も早い(仕事を終えるのが)イメージを勝手に持っていたので、ちょっと不思議
帰りのフェリーではお利口わんこちゃんも乗船↓
ペット大国なのでワンコはしつけが行き届いている子が多く、
こうやって飼い主と一緒に移動できちゃうのねー。
ペットにも人間にも幸せな国ね。亡き駄犬ごろにも見せてやりたい。
しかし、この環境は終始、動物が苦手なひなこちゃんを脅かしていました(笑)
港近くの大通公園(正式名称:Esplanadi)沿いのiittalaへ。
かわいいね。定価からの30%オフですってよ!
こちらの店舗は他店では行っていなかった大々的なセールをやっているお店だわ。
ムーミンカップ↓
ピッチャーは陶器の屋根付きだけど、カップはディスプレイ用の紙の屋根。
これはどう考えても陶器で作るべきでないだろうか?
陶器の屋根付きカップだったら買ってたな。
またも朝食をたくさん食べすぎてしまった我々。
こちらのカフェでお昼は軽めに済ませることに↓
アカデミア書店の2階にあります。
アカデミア書店の書籍量が半端ない。
言葉の意味が分かれば読みたいところなのですが、
私は日本語と文鳥や犬などとの意思疎通しかできないの( ;∀;)
カフェアールト↓
アルヴァ・アールト設計なんですって。
とってもオシャレ。
本当はシナモンロールを食べてみたかったんだけど、
何と昼過ぎにして完売(゚д゚)!
人気商品ならもっと用意しても良いんじゃない?と言いたいけれども、
全くもってそんなことを伝える語学力もなく、違うものを注文。
カフェアールト特製キッシュとブルーベリータルト。
キッシュはたっぷりのほうれん草に角切りチーズがゴロンゴロン入っていました。
とても美味し。
私、きちんとキッシュって作ったことないから、興味沸いてきちゃったわ!
ブルーベリータルトは美味しかったです。ボリュームもすごかった。
階下のスタバでご当地カップを見ちゃう。
このカップも度肝を抜く大きさでした。
ヘルシンキ柄とフィンランド柄。どちらも可愛いな。
腹ごなしも済み、ヘルシンキ市立美術館「HAM」へ行くことに↓
手荷物はクロークに預け、いざ館内へ潜入。
ムーミン作者のトーベヤンソンの常設展示がありました↓
初期のフレスコ画↓
左隅にムーミン発見↓
フレスコ画もう一点↓
自画像の肘のあたりにムーミン発見↓
トーベヤンソンが公募に応募した作品を作ることになった小児病院に描いた壁画の習作。
こちらのコーナーは病気の子供たちに向けられた壁画の習作がある部屋は、
テーブルに紙や色鉛筆、壁画近くにクッションも置かれている寛ぎ空間となっていました。
ムーミン美術館に続き、紙と色鉛筆があるなら私も書いちゃうよね。
ミー風ナオロマツと表情が般若風になってしまったミー。どうかしら?(笑)
この後、他の作者の絵画なをを見た後、特別展示中なのか、
白い宇宙服みたいのがハンガーに用意されていて、それを着用して2階に上がると何ともシュールな催しが。
壁も床も全てが白一色で、みな無言。
ちょっと試しに寝転がってみるも、意図が読み切れず。
少し離れたところに座っている眼鏡をつけている白い人を勝手にカワベさんと勘違いしてしまい、
そのことが自分のツボにはまり、笑ってはいけない環境で耐えなければいけないという悪循環。
意図はわからなかったけど、たいそう面白い経験のできた美術館でした。
そして外に出てみたらこれだもん↓
美術館。なぜこんなにも全力でカモメを前面に押し出したのか?
これまた意図が読み切れない。
続きまして、歩いて移動し図書館へ↓
昨年の12月、フィンランド独立記念日の前夜にオープンしたというヘルシンキ中央図書館。
パンフレットもオシャレね。
どどーんと出てきました。で、でかい(゚д゚)!
正面のモニュメントは何なんだ?カモメに続き謎だ。
と、図書館ですよね?
なんかプレスの人とか、カメラマンなどが居て、DJみたいのじゃんじゃんかかってますけど。
芸能人みたいな人が撮影されていたり、客席なんかも設置されてましたけど。
ここって図書館なんですよね?日本では考えられん。
図書館は3階建てて、まずは3階の図書コーナーへ。
これまたスタイリッシュ。
日本の図書館では考えられないぐらい騒騒しいけど、こんな図書館も悪くない。
本のあるコーナーのすぐそばにデリも取り扱うカフェまである。
近くに住んでいたら一日中居れちゃうな。
待ち合わせもここでできちゃうな。
カフェから出ればデッキコーナーもある。
おぉー。広い。
凧あげとかやったら楽しそう。
正面にそびえ立つ建物はフィンランドの国会らしい。
どうりで。横を通った時、違和感あるぐらい立派だったもん。
再び館内に戻る。
こちらは置く側に設置されているキッズコーナー。
絵本の他に子供が遊べるカードゲームなんかも置いてあって、
パパとちびっこが一緒に遊んでいました。
更に奥に進むと裸足コーナーがあって、組み立て式のクッションを置いて、
何度も何度も飛び移るという遊びをしていたり。
その間、保護者の方は見当たらず。まさに無法地帯。
フィンランドの少年は謎の東洋人に行動観察されていましたが、
全くひるむことなく遊んでいらっしゃったわー。
ちびっこ観察も楽しかった。
この後、2階エリアをちら見。
個室ベースになっていたり、パンフレットにあった階段状のところに座っている人がいたり、
確認はできなかったけど図書館なのにキッチンブースまであるらしい。斬新。
1階は物販などもしてました。
まんまと図書館のお安いトートバッグを買ってしまいましたよ。いひひ。
後から調べてみたところ、図書館を正面に右側に音楽センターであるムーシッキタロ、
左にKiasmaヘルシンキ現代美術館、後ろ斜めにヘルシンキ中央駅という立地らしいです。
通りで騒々しかったわけだ。
図書館を大いに満喫。歩いてホテル方向へ。
本当は最後の夜なので、地元の物を食べられるお店に行こうか!と話していたのですが、
またもやお腹が減っておらず、それなら明日のお昼に港の屋台で何か食べるかい?ということに。
百貨店のデリで何か買って帰ろうと話していたのですが、この日は土曜日。
土日は営業時間が延びるというのが日本的な考えですが、フィンランドは逆だった。
開店も閉店も時間早まる。我々が百貨店に行ったときにはすでに閉店。
あららららー。どうしましょう。
食べ損ねたシナモンロールは駅構内のパン屋で調達↓
スーパーでサラダとデリコーナーのスモークサーモンを買いホテルに戻る↓
シナモンロールはこんな感じ↓
どうも人生初のシナモンロールが「シナボン」だった私としては、
別物の感じがしてしまうのは否めず。
アメリカ寄りに洗脳されてまーす。
スモークサーモンとサラダのキノコ↓
スモークサーモンはどこで食べても美味いねー。
北海道のスモークサーモンもたいそう美味いらしいよ。
そしてこのキノコが美味かった!
日本に帰ったら、ちょっとしたキノコマリネブーム到来するかも。
↓ランキングに参加しています↓↓
明日はついに最終日+戦利品紹介
日々なかなかの写真と文章量に編集に追われる
誤字脱字オンパレードですいまそん('◇')ゞ